Ritsukotti の暮らしを楽しむ VOL.1

もう街路樹の葉が色づいてきましたね。
先日、八百屋さんの前には、もう渋柿がならんでいました。
渋柿を見ると、亡くなってしまった叔母のことを思い出します。
私がう~~~~んと若い頃、叔母は年の暮れになると、ふろしき包みを片手に暮れのごあいさつに来ていました。
そのふろしきをほどくと、少し大きめな美しい漆のお重でした。
そのお重のふたを開けると、中には叔母が作った干し柿が沢山!! それもとてもキレイにならんでいました。
干し柿、漆のお重、ふろしき・・・・・・
この美しい情景は、今も私の頭の中にのこっています。

私も、渋柿が出始めると、少しですがバルコニーで干し柿を作ります。
ぶら下がっている干し柿の光景も昔を思い出し好きです。
うまく出来ると友人に後藤塗の小さなお重に少しだけ干し柿を入れ、ちりめんの風呂敷に包み、季節の
おすそ分けを差し上げます。
叔母の素敵な季節の贈りものを思うたび、こういう心豊かな暮らしがいつまでも
できたらなぁー と日々思っています。
2015.11 Ritsukotti
Ritsukottiが愛用している 後藤塗のお重はこちらから。
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