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鳥獣戯画のいろは

今週から始まる「いろはに 春展」のメイン展示の鳥獣戯画について勉強中です。

なんともいえない動きをする鳥獣戯画の動物たちが可愛くて、
数年前はまったくもって興味がなかったのに、
少しづつ鳥獣戯画の動物たちが集まって来ている、わが家。


なんとなく好きだけど
その成り立ちや、物語って実は全然知らないな・・と思い、
鳥獣戯画について色々調べてみると、本当に魅力的な読み物だということがわかってきました。

鳥獣戯画とは京都の高山寺に伝わる紙本墨画の絵巻物で、甲・乙・丙・丁と呼ばれる全4巻からなり、
特にウサギ・カエル・サルなどが擬人化して描かれた甲巻が非常に有名で、
鳥獣戯画の「相撲」、「猿追い」なんてワードは一度は耳にしたことがあるのでは・・?

一部の場面には現在の漫画に用いられている効果に類似した手法が見られることもあって、
「日本最古の漫画」とも言われています。

鳥獣戯画が描かれた時期や、作者には諸説あり、、
12世紀 - 13世紀(平安時代末期~鎌倉時代初期)
に複数の作者によって描かれたのではないかとされています。


ここまでは基本的な情報できっとご存知の方も多いと思うのですが、

私が複写の絵巻(実物大の甲巻を今回の展示では見ていただけます!)
を見てびっくりしたのが11m半にもなる長いお話であったということ!

それでも欠損している部分も多いことから、当時はどれだけ長かったことかと思います。
11m半にしてもジャンプで63p余り!となかなかの読み応えです。

DSC_0029choujyuu.jpg

題目も前述した「相撲」、「猿追い」だけでなく実に10を超える題目から描かれていることも驚きです。

「水泳」「賭弓」「双六」「法会」「布施」・・・などなど。

動物たちが擬人化してるとはいえ、こんなこともするの?と驚いたり
読み進めると、各動物のキャラクター設定がしっかりされていたり
ひとりで読むにはもったいないボリュームです。
ぜひ大勢であーだこーだ言いながら読むと楽しいと思います。

でもそもそもなぜ鳥獣戯画の登場動物が猿、兎、蛙となっているのかは
恐らく当時のお祭りで使う風流傘(地域によって形は様々ですが、2,3人は入れる大きいもの)
によく描かれていたのがこの3種で
お祭りのときにモチーフとして描かれていたということから
当時この3種が民衆の間でも道化的に扱われていたのではないかと考えられているみたいです。

兎にも角にも色々調べてみると
よりおもしろく、そして動物たちが可愛く見えてくる鳥獣戯画。
なかなか実物大の絵巻を見れる機会もないと思いますので
ぜひ見にいらしてくださいね!
次回は、かわいい鳥獣戯画グッズをご紹介します!
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