ながつき夜の朗読会

2013年9月19日ー今年の中秋の名月です。
中秋の名月とは、中国の中秋節が起源とされています。
中国では、
1年で中秋の頃が一番空気が澄んでいて月が綺麗に見えるということで決まったらしく、
日本では平安時代頃から定着したようです。
そもそも遠い昔から、日本人は月とともに生きてきました。
その日1日の生活の動きはもちろん、
祭り事や政治、もちろん農作も月が人々のスケジュールを決めていたのです。
それが、西洋との交流が深まり、約140年前に西暦が採用されることにより、
それまであった月暦と約1ヶ月のずれがあるようになったのです。
梅雨でザーザー降りの時に、天の川を見なさいと言われたり、
まだギラギラと太陽が照りつける頃に立秋を迎えて暦では秋ですよ、
と肌で感じる季節と暦が合わず、そういったことから
月の動きと、人々の生活の関係はどんどん希薄になっていきます。
でも、月と私たちの関係は終わっていなかったのです。
最近では、満月ではお産が始まりやすいとか、
トマトの収穫高が増えるらしいとか、
ワインも満月の晩に美味しくなる…なんて噂も。
そして、中秋の名月にあわせて
今も日本各地で観月会が行われています
様々な時代を経てもなお、ずっとそこにある月。
旧暦を見れば、いかに昔の人々が月を見ていたかよくわかります。
こんなふうに、
月について想いを馳せながら、月にまつわるお話を聞く。
長月夜の朗読会、まだお席に余裕がございます。
ぜひ、参加をお待ちしております。
ちなみに。今、月について猛勉強中です。

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