vol.10「讃岐のり染め Mat」

以前、大川原染色本舗の「vol.4 Toteドット」をご紹介しました。
vol.10は、『Mat』。
香川の伝統的工芸品「讃岐のり染」から生まれたランチョンマットです。
元々、この大胆に描かれた絵は、獅子舞の時に使う獅子胴体の布の部分、
その迫力ある一枚の絵の中から、模様を一部切り取り、新たに綿布にのりを置いて
全て手作業で一枚一枚描かれています。


牡丹はピンクとブラウン、松はカラーとモノクロの4種類です。
昔からおめでたいといわれるモチーフに、さりげなくドット柄をプラスすることで、
現代の食卓でもなじみやすく、華やかな演出をしてくれるデザインとなっています。

食器の置き場所によって、柄の変化を楽しめるように考えられています。
最後、お皿をさげてもらった時に、一枚の絵として鑑賞していただきたいと、
大川原さんはおっしゃっていました。
食事を楽しんだ後のことまでを考えているなんて、作り手さんの粋なはからいに
なんだかうれしくなります。
7月28日(土)~8月26日(日)まで、かまどホールにて、
『讃岐のり染展』を開催しています。
獅子舞の油単(胴体部分の絹布)、江戸時代から昭和の初めまで使われていた嫁入りの
油単の柄を復元した壁掛けなど、迫力ある作品を展示しています。
香川が誇る工芸品「讃岐のり染」の世界をお楽しみください。
「讃岐のり染 Mat」の通販はこちらから。
(IKUNAS WEBSTORE→讃岐ざんまい→讃岐のり染)
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